花粉症の機能性食品の種類は数が多すぎて、何かなんだかわからないですよね。そこで今回はちょっと整理して考えるコツをお教えします。花粉症に効果があると考えられている機能性食品は、いまのところ大きく分けて3種類「乳酸菌」と「ポリフェノール」と「それ以外」と考えましょう。花粉症対策後編、今回は機能性食品についての特集です。

<花粉症対策特集前後編>
・花粉症攻略法 グッズ編
・花粉症攻略法 食事編

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食べ物で花粉症対策!?……乳酸菌

乳酸菌は効果的!?
乳酸菌は効果的!?
花粉症の症状を緩和するとして話題なのが乳酸菌。

そもそも「乳酸菌」とは「糖を分解して乳酸を作る細菌の総称」です。ヨーグルトやチーズなどの乳製品や乳酸菌飲料、キムチや味噌などの発酵食品に多く含まれます。乳酸菌は腸の中の細菌のバランスを改善し、体の調子を整えるといわれています。いわゆる「善玉菌」として腸の中で働くのですね。

乳酸菌にもいろいろ種類があります。商品名そのものに乳酸菌の株の名前がつけられて店頭に並んでいることも多いですよね(よくヨーグルトや飲料の最後に記号みたいな英数字が並んでますよね。あれが菌の株の名前なのです)。基本的に、整腸作用はどの乳酸菌も期待できるのですが、種類によってちょっとずつ期待できる効果が微妙に違います。

その中で、花粉症の症状緩和に効果があるといわれている乳酸菌の種類があるのですね。腸内の免疫細胞のバランスを整えることで、症状を緩和するといわれています。

最近では、去年の11月に、乳酸菌L-92株という種類の乳酸菌で、食品で初めて花粉の人工曝露実験(食品を摂取して、花粉の飛んでいる室内に入ってもらって自覚症状を確かめる実験)を行って、眼のかゆみや鼻のかゆみが軽快するという実験結果が出たという話で話題になりました(詳しい実験内容についてはこちら )。

身近な食品で花粉症対策!?……お米、シジュウム茶、西洋フキ

まだ販売されませんが、農水省は食べつづける事によって症状が軽くなるような「スギ花粉症緩和米」というお米を開発中。これは遺伝子組換え技術を利用して、「減感作療法」という治療法を食べ物に応用しようというものです。早く実用化されるといいですね。

シジュウムはもともと熱帯地方に原生する植物で、ヒスタミンやロイコトリエンという花粉症の症状の原因となる炎症物質の作用を抑制する作用があるといわれています。商品としてはお茶やサプリで発売されています。

西洋フキもロイコトリエンという物質の働きを抑えるといわれ、サプリメントで発売されています。

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