ハチの種類
ハチに遭遇したら、刺激せずに気をつけて逃げましょう |
- ススメバチ
- アシナガバチ
- ミツバチ
ハチ毒には、様々なアレルギーを起こす物質が含まれており、特に、ススメバチとアシナガバチは、フォスフォリパーゼA1、ヒアルロニダーゼ、アンチゲン5といった蛋白質を持っています。これらは共通してアレルギーを起こします。
つまり、アシナガバチでアレルギーを起こす人の場合、スズメバチに刺されてもアレルギーを起こす可能性が高くなります。ハチ毒には、ヒスタミンを産生させる作用もあるので、刺された部分が腫れてしまいます。
ハチアレルギーの有無はどう分かる?
ハチに刺されて亡くなる方は、日本では年間20~30名にのぼると言われています。日本以外での人口の約1%にハチアレルギーがあるといわれています。注意しなければならないないアレルギーの一つです。検査としては、
- 皮膚試験(スクラッチ、皮内テスト)
- 血液検査(ハチに反応するIgEの値を測定)
- 血液検査(血液とハチの成分を反応させる白血球ヒスタミン遊離試験)
など
アトピーの検査で説明した検査をします。
次のページでは、ハチがいた場合の対処法をご紹介します。