アレルギー/ハウスダスト・シックハウス症候群

枕カバーにハウスダストが付着!

アトピーや喘息などのアレルギーの原因として、ダニがあります。ダニに対するIgEをもっている人が多く、そのため、ダニアレルギーは多いと言われています。寝具についたハウスダスト対策について紹介します。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド

この時期は花粉症対策として、衣服についた花粉を除くために、「洗濯物に花粉をつけない方法 」にて紹介しましたが、花粉だけでなく、ハウスダスト対策も必要です。

そこで、今回、P&G清潔研究所が、主婦のハウスダスト対策と寝具に溜まるハウスダストの実態調査を実施し、その結果からハウスダスト対策の1つを紹介します。

ハウスダスト対策は

ハウスダスト対策でしていることはやはり掃除や掃除機は一番ですね
ハウスダスト対策で多いのは、掃除・掃除機をかける、布団を干す・布団乾燥機を使う、空気清浄機を使うなどの順番で、洗濯は8位と意外と少なかったです。ハウスダスト対策として、洗濯と回答した主婦は7.1%にとどまっています。

洗濯の中でも、枕カバーやシーツはどれくらい洗っているのでしょうか?
枕カバーやシーツの洗濯頻度が低く、週に1回以上洗濯する人が1/3から半数程度で、冬場にその割合はさらに減少します。冬は寒いからでしょうか…。

枕カバーに居るダニは?

ハウスダストが1週間もするとかなり舞い上がります
P&G清潔生活研究所の調査では、洗濯から1週間後、子供の枕カバーに付着したハウスダストにダニの死骸が最大で123匹が存在していました。洗濯していない枕カバーでは洗濯直後の枕カバーと比較して、死がいやダニのフンなどのハウスダストが多く観測されています。

1週間も経つと、枕カバーについたハウスダストがダニの住処になってしまっています。これでは死がいやダニのフンなどのハウスダストやダニの近くに1日の1/3を過ごすことになります。枕カバーは、口や鼻、目に近く、ダニやハウスダストが多いと、アレルギー症状を起こすことがあります


ではどうしたらいいのでしょうか?

ハウスダスト対策の1つ
洗濯が効果的です

洗濯でハウスダストが消えていますね
P&G清潔生活研究所の実験で、衣料用洗濯洗剤「アリエール」で洗濯することで、布製品にこびりついたダニのフンや死がいなどのハウスダストを99%除去できることを実証されました。

同時に、カビ対策にもなります。
枕カバー、衣類、身近なものこそ、洗濯することで、ハウスダストを減らすことできますから、ダニ対策にもなります。


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水にも溶けやすく、洗浄力は高い。粉末洗剤と同じ回数分洗えます。

製品からはいいニオイがしていました。液状で使いやすいかもしれません。







<参考リンク先>

よりよい暮らしのアドバイス(P&G)
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