子育てマンション/子育てマンションの特徴・選び方

子育て共働き、マンション選びの視点!(3ページ目)

子育てファミリーにとって、子供の成長とともに増加する教育費。合わせて住宅費も考えると、共働きを考える夫婦も多いはず。共働きでの子育てを前提にした場合の、マンション選びの視点を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

広さ、遊び場、安全

東京都社会福祉基礎調査によれば、現在の住まいが子育てに適さないと感じている方の理由のは、以下のようになっています。
平成14年 東京都社会福祉基礎調査「東京の子供と家庭」
出典:平成14年 東京都社会福祉基礎調査「東京の子供と家庭」

広さの次に、交通量や安全な遊び場、空気などの生活環境を挙げている人が多いのが分かります。こうした視点は、マンションの立地選びで持ちたい項目でしょう。

遊歩道が整備され、公園も多く住環境が整備されている街を挙げると、田園都市線や港北ニュータウンなどがまず思いつきます。つくばエキスプレス沿線など駅前再開発が新しく進行しているエリアは、アクセスの良さとこうした街の整備が行われています。

東京フロンティアシティ パーク&パークス
東京フロンティアシティ パーク&パークスのマザーハウスイメージイラスト。0歳児から対応予定で共働き夫婦にとっては嬉しい施設
最近のマンションでは、マンション内に公園や体育館など子供が安心して遊べる施設を備えている物件が増えています。子供が、伸び伸びと安心して暮らせる施策がとられているかどうかも、是非チェックしたいポイントだと思います。

子育て共働きに配慮した、施設も見受けられます。東京フロンティアシティ パーク&パークスでは、託児施設「マザーズハウス」を設置。0歳から5歳までの乳幼児保育に加えて、6歳から12歳までの学童保育も導入が予定されています。




身近な親がやはり頼りになる

内閣府の調査によれば、子育てが必要な場合誰を頼りますかのアンケートに対して、圧倒的に多かったのが夫婦の両親。親の近くに子供が家を買うパターンや、最近では子供の家の近くに親が家を住み替えるといった話も聞きます。
出典:内閣府「国民生活選好度調査」2005年 子育てが必要な場合誰を頼りますか
出典:内閣府「国民生活選好度調査」2005年 子育てが必要な場合誰を頼りますか


勤務先への通勤時間、親との距離、子育て環境、家事効率、共働き子育てを考えると条件がたくさん出てきますが、大事な予算の面も踏まえて慎重に判断したいところだと思います。

但し最も重要なのは、男性がもっと家事や子育ての役割を果たすこと。マンション購入をきっかけに、意識を変えるのが大事な「視点」だと思います。

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