「ガンバリズム」のせい!?

ガンバリズムに疲れた
がんばった末に、何が得られるのか?
「がんばれば、なんとかなる」
「もっともっとがんばって!」

など、日常会話に「ガンバレ」を多用していませんか?人を励ますための定番ワードですが、使い方を間違えてトラブルを招いているケースをよく見かけます。

昔「ガンバリズム」という言葉が流行りました。戦後の復興期を経て、高度成長に邁進した時代には、この言葉の効き目は絶大でした。がんばることで、豊かな生活や明るい未来が開けることが信じられてきたからです。したがって、高度成長期を体感した人は、今でも「ガンバレ」という言葉をよく使うのではないでしょうか?

しかし、現代では無目的な「ガンバリズム」の価値観は、もはや崩壊しています。物質的に豊かになった現代では、頑張ってまで手に入れたいと思うものが、もはや見つけにくくなっているからです。

しかし、「ガンバレ」が功を奏す瞬間も、もちろんあります。では、どんなときがNGで、どんなときがOKなのでしょう?


こんなときに「ガンバレ」と
言ってはいけない!

「ガンバレ」が“刃”になるときもある
「ガンバレ」が“刃”になるときもある
まず、「ガンバレ」NGケースについて考えてみましょう。こんなときに、つい、「ガンバレ~!」と言っていませんか?

1) 元気がなく、疲れているとき
2) 遅刻が増えたり、会社や学校に行きたくないように見えるとき
3) 何かに失敗したあと
4) 病気療養中
5) 失恋や死別のあと

このように、相手が落ち込んでいるときに何気なく「ガンバレ」という言葉をかけてしまうことはないでしょうか?

でも、それは逆効果なのです。自分の力ではどうしようもない事態に直面したとき、また、気力が湧き出てこないときに表面的な応援メッセージを受けると、途端にむなしさを感じます。「わかってもらえてないな」と孤独を感じたり、「がんばれない自分はダメなのかな」と自己否定感を強くしたりします。

では、どんなときに「ガンバレ」は有効なのでしょう?次のページでみていきましょう。

次のページでは、「ガンバレ」が嬉しいケースについてご紹介します。>>次のページへ