うつ病/うつ病患者への接し方・言ってはいけない言葉

「ガンバレ」の一言が嬉しいとき、辛いとき(2ページ目)

つい気軽に「ガンバレ~!」という応援メッセージを送っていませんか?でも、相手の心の状態を考えないで使うと、逆に傷つけることもあります。「ガンバレ」の一言がOKなケース、NGなケースとは?

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

「ガンバレ」が嬉しいケースとは?

心のエネルギーが満ちているときには、ガンバレが嬉しい
心のエネルギーが満ちているときの「ガンバレ」は嬉しい
「ガンバレ」の応援メッセージは、こんなときにいわれるととても喜ばれます。

1) 目標に向かっているとき
2) 新しいことを始めたいと思っているとき
3) あともう一歩というところで、自信をなくしかけているとき

このように、心のエネルギーが満たされていて、何かにチャレンジしたいと思っているときには、「ガンバレ」の言葉に励まされます。

また、ゴールがあと少しで、本人の努力次第で到達が可能な場合にも、起爆剤になります。マラソン大会のラスト1周の声援と、同じような効果です。ただし、あくまでも本人にやる気があることが前提です。


こんなときはどう?
「ガンバレ」の使い方

ガンバレは気持ちを込めて言おう!
「ガンバレ」は気持ちを込めて言おう!
たとえば、同じような状況でもその人の「心の状態」によって受け取られ方がはっきり分かれます。具体的なケースを参考にしてみてください。

ケース1) 仕事
⇒NGパターン
 人間関係や過重労働に疲れきっているとき
⇒OKパターン
 新しい企画を提案したり、昇格試験に臨もうとしているとき

ケース2) 育児
⇒NGパターン
 「自分の時間がない」「夫が話を聴いてくれない」などのグチを言い始めたとき
⇒OKパターン
 育児に追われながらも、資格や勉強などにトライしたいと思っているとき

ケース3) 介護
⇒NGパターン
  認知症や半身不随などのように、介護期間が長引くとき
⇒OKパターン
  大切な人との「お別れのとき」が、もう少しだと分かっているとき

「ガンバレ」は、とても便利な言葉だと思っている人が多いと思います。でも、本当は大切な人に「贈り物」をするような気持ちで言うべきなのです。

何も考えずに濫用するのはとても無責任で、その人の本質や現状を見ていない、ということになります。みなさんは、正しい使い方をしていますか?
【編集部からのお知らせ】
・「20代男性俳優」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!(目安所要時間5分)

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※回答上限に達し次第、予定より早く回答を締め切る場合があります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます