うつ病の記憶力低下は集中力の不足が原因
うつ病は、最もありふれた心の病気の一つで、ストレスなどをきっかけとして脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)の調子が悪くなってしまうのが原因です。うつ病の症状は以下のように多彩です。・気分の落ち込み
・今まで楽しめていたことが楽しめない
・集中力の不足
・自責感
・食欲の変化
・睡眠障害
・易疲労感
・自殺願望
この中で特に、記憶力に問題となるのは集中力の不足です。見たり聞いたりした事を記憶として脳内に保持する為には、十分、集中していなくてはなりません。また、うつ病になると何をするにも億劫になり、思い出そうという気力自体落ちてしまいます。
うつ病は子供から大人まで、誰もがかかる可能性があります。もしも子供がうつ病になって記憶力が落ちてしまったら、学校の試験で良い成績を取るのは難しいでしょう。また、お年寄りの方がうつになって、忘れっぽくなったら、周囲の人は認知症と間違えてしまうかも。しかし、この記憶力の低下は治療で元に戻ります。うつのサインは見逃さないようにしましょう。
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