女性のお肌のお悩み「しみ」。でもしみって一体何で、どうしてできるのでしょうか。
今回はしみについて特集します。
しみってどうしてできるのですか?
まずはお肌の構造を理解しましょう
お肌は層構造 |
しみってどうしてできるのですか?
…メラニンが過剰にできてしまうことが原因
さらに表皮の部分を拡大してみます。それが下の図です。しみの原因はメラニンの過剰産生 |
表皮の細胞は下から押し上げられて皮膚の表面に上がってきて、約1ヶ月くらいで入れ替わります。それが皮脂やほこりと混じっていわゆる『アカ』となって剥がれ落ちるわけなのですね。
表皮の一番下の部分にはメラノサイト(色素細胞)という細胞がいて、メラニン(色素)をつくって、表皮細胞に受け渡しています。でも、さっきの説明の通り、表皮細胞はだんだん押し上げられて剥がれ落ちますから、本来なら、この色素は残らないはずなのです。日焼けがなくなることを想像してもらえばいいと思います。ところが、なんらかの理由で、メラノサイトがメラニンを作りすぎたり、残ってしまうことが、いわゆる「しみ」なのです。
でも、メラニンは本来、紫外線などから体を守るためのものですので、必ずしも悪いものではないのですが。。。
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