夏のぎっくり腰予防策とは?
なるべく心身の疲労をためないようにして、腰の違和感があれば早めにケアしましょう。 |
■この時期、特に疲労は溜め込まないように!
夜の寝苦しさもあるかもしれませんが、仕事疲れや夜更かしによる睡眠不足に注意しましょう。しっかりと横になって、体を支えた筋肉を休めて、なるべく1日の疲労も持ち越さないようにしたいものです。
■冷房と外気の温度差に注意
室内と屋外の温度差や冷房による冷えによる反応が、腰へ出てしまうケースがあります。自律神経系の乱れやすい人(自律神経失調症と言われたことがある)や冷房の風が苦手だと自覚のある人は、特に注意しましょう。
■イライラを解消しよう!
蒸し暑さによる不快なイライラも日常生活のイライライも、腰の筋肉を緊張させる一要因となることがあります。「不快だ。」と脳が察知する時間を減らすようにしましょう。快適な室温や嗅覚(アロマなど)・視覚的にリラックスできる空間に身を置く時間を作るのも良いかもしれません。
■以前、腰を痛めたことのある動作に注意
動作に関係なくぎっくり腰になるという話もありますが、前かがみにになった時や、荷物を持ち上げる瞬間に痛めたといった話も実際のところ多く聞きます。体が疲労している時や、精神的ストレスを感じている時などに、以前腰を痛めた時と同じような動作で、再度痛める可能性がありますので、心身疲労と動作には要注意です。
夏でもそうではない季節でも、共通して言えることは、少しでも腰に違和感があると思ったら、心身に無理をかけないようにアンテナをはることです。何もしていないのに今朝から徐々に痛みが増してきて、動くのも痛くて困難、というケースも少なくありません。動作により急性腰痛症なるとは限りませんので、油断は禁物なのです。