ウエストの変化は、腰のコンディションを表していることも! |
今回は、ウエストのくびれと腰のコンディションのお話です。そして、ちょっと意識するだけでウエストをキレイに保ち、腰痛予防につながるワンポイントをご紹介しましょう。
ウエストが太いと腰が悪い?
ウエストが気になるのは、どのような時でしょう?ふと鏡を見たら、以前よりもウエストのくびれが無くなっていた!とか、体重が増える時は、大抵お腹から腰にかけて脂肪がついてしまいがちだとか、気がつく状況は人それぞれですよね。こういったウエストの変化は、腰のコンディションを表していることがあります。食事の量は変わっていないのに、最近ウエストが太くなった!という人は、このようなことが考えられるかもしれません。
■腰のコンディション予想■
- 腰の関節が硬くなり、動きが悪くなっている。
- ウエストに脂肪が増え、腰が冷えやすくなっているかもしれない。
- 腹部、腰周りの筋肉が硬くなり、血行が悪いかもしれない。
- 腹部、腰周りの筋肉量が減り、ダイエットの効果が出づらくなっているかもしれない。
- 上記の要素があった場合に腰に負担をかけると、腰痛になりやすい可能性がある。
- 腰を支える力が弱っているかもしれない。
日常生活の中で、腰をねじる動作は、あまり行われていません。 |
意外と出来ていない!ウエストがくびれる動作
腰痛のきっかけともなる腰周りの筋肉の緊張・張りは、腰をあらゆる方向へ動かすことができないことでも起こります。日常生活の中では、洗顔や靴下を履くなど、腰の前後の動きは多く行われています。しかし、1日の動きを思い返してみると、ウエストをひねる動作は、意外と少ないことに気付くと思います。(ぎっくり腰を起こすような腰のひねりとは異なるものです)また、ウエストのシェイプアップというと、腹筋、背筋を鍛えることが知られていますが、多くの人は腰を前後させるだけのトレーニングをしているようです。そして、歩幅も狭くなる傾向にあるため、腰よりも股関節の動きが多くなってしまいがちです。
■ウエストをひねる動作が少ない理由■
- 腰痛のある人は、痛みのために腰を動かしにくい。
- 過去に腰痛のあった人は、腰をひねることが怖くなってしまい、あえてひねる動作をとらない。
- 体をひねる動作の時、腰ではなく、胸部や股関節の辺りをひねっていることが多い。
- 仕事で立ち続ける、座り続けることが多く、日常生活の中では腰をひねる動作が少ない。
ウエストをひねる動作が多くなると、腰を支える時に使われる筋肉が刺激され血流が良くなり、筋肉のコリを予防します。その部分の筋肉も発達し、エネルギーも消費されやすくなるとともに、腰をしっかりと支えることができるようにもなります。腰痛予防になり、さらにウエストのくびれができあがります。
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