改善しない肩こり! その原因とは?
同じ姿勢をとり続けずに、外に出る仕事がある方が、肩こりが楽な場合もあります |
最近は、ふと気づけばパソコンの前で2~3時間が経過していることもしばしば。帰宅する頃には、疲労からか居酒屋へ行く気力もなく、ぐったりしています。なんとなく、肩や背中が重く、後頭部や首の後ろが張る感覚もあります。このような状態になったことは、今までにはほとんどありませんでした。
Aさんは「このままだとダメだ。」と思い、週に1~2回スポーツジムへ通う時間を作りました。水泳をすると、背中の重い感じが減っていき、「やっぱり運動は大切だ!」と実感。ところが、首のコリと後頭部の鈍痛はあまり改善せず、それどころか、日によっては、首から後頭部にかけてコリ感を通り越し、痛みへ変わってしまうこともありました。Aさんには原因がわかりません。適度に運動もしているのにナゼなのでしょうか?
原因はメガネ! 気づきにくい肩こり要因
視力は低下していませんか? |
初期の頃は、運動や入浴、マッサージを受けることなどで、目がパッチリと開き、視界が明るくなった感覚があったそうです。しかし、それにも増す仕事量だったためか、視力の低下が進み、メガネが合わなくなっていたのです。
画面が見えにくくなり、いつの間にか顔をパソコンに近づけるような、アゴの突き出た姿勢が習慣となっていったのです。なんとなく見えにくいと思っても、メガネのレンズを換えることは、ついつい後回しになりがちのようです。毎日使う目ですので、姿勢が崩れないように、そして、目の疲労から肩こりにならないためにも、視力のチェックも必要だということになりますね。
姿勢の崩れは、日常のあらゆることが原因となる場合があります。その一つとして、「合わないメガネ」があるということを頭の片隅に入れておいてください。アゴを突き出す姿勢は、頭を支えるための筋肉に負担をかけ、首の関節への負荷も増しますので、将来、頚椎の疾患にならないためにも注意したいものです。
*予防の盲点!合わないメガネが肩こりを招く 関連リンク*
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