毛髪ミネラル検査は不妊治療にも有効か(2ページ目)

Ｑ）不妊専門クリニックでの活用はいかがですか？
Ａ）現在は、まだ全国でも限られたところのみで使われています。早く先生方に理解を頂き、活用医院を増やしていきたいと思っているのですが。活用医院様が増えないと最終的に困るのは患者様なので、患者様のためにも地道に普及を行っていきます。

ただし、現在は、情報社会なので、不妊症患者様の口コミで当社に直接お申し込みになる方が急増しております。おそらくは、当社の検査や対処が手軽であり、全く副作用がないことからまずは試してみるという方が多いのではと考えております。

Ｑ）検査をして、体の状況が把握できたら次にどうすれば良いのでしょうか？

検体は順番に分析器にかけられ、分析されていきます。

Ａ）検査をして、特に有害ミネラルが蓄積されていた場合には、有害ミネラルを除去する方法をお伝えしております。大きく分けて
１）食事や生活習慣を変えることで対処する方法
２）有害ミネラルに対抗するサプリメントで対処する方法
３）医学的治療で除去する方法などがございます。

さらには、必要なミネラルの補給にも同様に食事による改善、サプリメントなどによる積極的介入、医学的治療による介入などがございます。

当社としては、まずは毎日できる食事や生活習慣の改善から始めていただくことを基本としています。人間は食べたものからできており、それらの崩れが疾病や体調不良を引き起こしていると当社は考えていますので、まずは食からであると考えております。

Ｑ）何か伝えたいメッセージがあればどうぞ

隣の別室にある分析器の様子です。

Ａ）実際に、当社の検査を受検、対処後、妊娠ができたという嬉しい報告も多く頂戴しております。

不妊症というのは、まだまだわからないことが多い分野ではありますが、当社としては、精度の高い検査サービスを提供し、栄養を通したアドバイスの面からのサポートは全力で行っていく所存でございます。研究も含めて少しでも悩まれている方々のお力になれるよう今後も日々努力致します。

取材を終えて

最近、不妊治療の取材を重ねてきていて、感じるのは生活習慣が不妊の原因の１つではないかということです。しかし、日常食べているものや身につけているものなど一つ一つをチェックして、それを調べることは今まで不可能でした。今回の検査はそのチェックする１つの指標となるものだと思います。

生活習慣から身体に悪影響のある重金属類を体内に溜め込んでいたり、ビタミン不足から体が必要としている微量元素が足りなくなっている状況を把握することが出来ます。

妊娠に関連する微量元素は皆さんもご存知の通り、いくつかあります。亜鉛やマンガンは代表的なものです。このようなチェックを定期的に行い、自分の生活を振り返ることも大事なのではないかと感じた今回の取材でした。

関連サイト

• らべるびい研究所