おおらかさが漂う宮古島
そこで早速、ホテルのフロントの方に話をしてみました。そうしたらスタッフの中に現在妊娠7ヶ月の女性がいるということでお話を聞くことが出来ました。お名前はMさん。長野のご出身でダイビングに宮古島に来てからこの島の虜になったそうです。そして宮古島で仕事をしていて旦那さんと知り合って結婚されたそうです。そこで現在、通われている産婦人科と宮古島の産婦人科クリニックについて教えて頂きました。部屋から見たホテルの中庭。向こう側に見えているのは東急リゾートです。 |
Mさんとお話をしていてもこんな初対面の私に対しても肩に力が入っていないというか、自然体なんですね。おおらかさというか性格の良さが伝わってきます。彼女自身が素敵な性格だと思いますが、それにプラスして宮古島の環境が妊娠に影響しているように感じました。
インタビュー後、宮古島の食生活を見るためにまずお昼ご飯を食べるべく、平良市内に向かいました。そしてタクシー運転手さんお奨めの宮古そばのお店「古謝」へ。
ここの名物そばの「うやきそば」を頂く。あっさりとしただしに宮古そば、そしてその上にブタのとんそくやお肉が乗っている。うやきそばを食べるとお金持ちになるという意味があるのだそうです。きっと昔のご馳走だったんだなと思いました。
お昼ごはんに訪れた古謝本店。 |
そして、平良図書館へ。宮古島と多良間島の健康・保健情報を確認に行きました。死亡率はどの疾患が多いのか?人口比は?母子保健は?というような情報から何かヒントがないものかと思ったからです。さすが南国だけあって、心血管系の疾患や脳血管障害の率が低いですね。死亡の原因で最も多いのがガンです。最近では気管支疾患が多くなっているので喫煙が関連しているのかなと思ったしだいです。
図書館で調査後、今度は野菜を売っている市場へ。何か食生活の中で面白いものがないかと思ったからです。宮古島の野菜と果物は豊富です。ゴーヤ、冬瓜、キャベツ、たまねぎなどなど緑黄色野菜が多い印象を受けました。そして果物は今が旬のマンゴ、スナックパイン、パッションフルーツなど美味いものが揃っていました。果物は一つずつ買って食べましたがどれも安くて美味かったです。
野菜市場で売っていたゴーヤ。青々としていて美味しそうです。 |
安くて新鮮かつ現地で採れた美味い食材が揃っているというのは身体にとっても優しい環境だなあと感じます。最近、東京に住むようになってから東京の食材の値段の高さには閉口しているので……。
上記の市場で買ったお惣菜とお野菜でホテルにて晩酌。もちろん、飲むビールはオリオンビールです。そうこうしているうちに一日目が終わりました。
次回に続く。