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お正月は足湯で家族団らん! 冷え性対策(2ページ目)

温泉で良く見かける足湯、ちょっとしたブームになっています。冷え性やむくみにも効果を期待しつつ、今回はご自宅で足湯を楽しむための方法をご紹介します。「50代からの健康法」お正月特別企画第1弾です。

執筆者:吉國 友和

足湯を実践! お湯の温度と注意点

洗面器で足湯!
洗面器で足湯をするときには、床がぬれないように新聞や雑巾を敷きましょう
あまりに短時間だと足湯の効果も少なくなってしまいますので、20分間程度は足をお湯につけることが目安となります。冷めてしまったときにお湯を注ぎ足すことを考えて、最初は足首までつかるぐらいの量にしてください。その際の温度は少し熱いと感じるぐらい、42℃前後から始めると良いと思います(屋内での条件です)。

冷え性がひどいときには、足をお湯につける前にふくらはぎをマッサージして、足先の細い血管に温かい血液の流れが確保できてから、ぬるめのお湯で始めてください。5~10分してじんわりと温まってきたとき、もしくはお湯が冷めてしまったときには、やかんやポットに準備していた熱いお湯を注ぎ足しましょう。

また、足湯を終えたら気化熱で体温を奪われないように、乾いたタオルで水気をしっかりふき取ってください。さて、ここまでが家庭で行う足湯の方法です。プラスアルファを求める方は、次の項目も参考にしてみてください。


更に足湯を効果的に行うには?

足湯を行うことで、免疫力の活性化や代謝改善作用も一説には謳われていますが、実際にはまだまだ未知数の部分があります。ですが、長期的な効能・効果を期待するのではなく、リラックスすることでストレス・疲労回復を目指して気軽に行うことができるのが最大の長所ではないかと思います。

この足湯のリラクゼーション効果を最大限に利用するためには、それに見合った環境づくりも必要です。例えば、静かな音楽をかけて本を読みながら紅茶を一口……洗練された空間と時間の流れを楽しんでみてはいかがでしょう。お金では買えない時間と空間の演出効果、何よりも自らの手間を惜しまないことが足湯を楽しむポイントです。


今回の足湯の方法は、人気雑誌「すてきな奥さん2月号(主婦と生活社)」でも紹介されます。記事の中では紹介しきれない足湯のちょっとしたワザもありますので、「すてきな奥さん」を読みながら足湯をお楽しみください! ちなみにこの「すてきな奥さん」、奥様への仕事帰りのお土産としても喜ばれるようです(もちろん、男性にも楽しめる内容です)。


【関連リンク】
・ 駅のホームにも足湯が! 鉄道旅行、行ってみたいですね
冬こそ足湯・駅のホームであったまろう!(All About 鉄道旅行)
・ 北海道の足湯はこの記事でチェック!
足だけ浸けて気軽に温泉気分 ぬくぬく幸せ北海道「足湯」図鑑(All About 北海道)
・ 冷え性対策の1つとしても足湯はお勧めです
冷え性にご用心! その原因と対策は?(All About 50代からの健康法)
・ 公衆での足湯、あなたの足は大丈夫ですか?
暖冬の影響? 水虫注意報発令!(All About 50代からの健康法)

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