婦人病・女性の病気/冷え・冷え性

冬の冷えと疲れに! かんたん対処法

寒い冬はまだまだ続きます。今のうちに冷え性対策をして、貯まった疲労を解消し、寒い冬を元気に過ごしましょう! 今回は、日常生活で冷えを防ぎ、疲れを解消する簡単な方法をご紹介しましょう!

執筆者:吉鶴 亜紀子

寒い冬、冷え性の人には辛い季節です。冷え性を放っておくと、十分な睡眠がとれなかったり、頭痛や肩こりが悪化したり、風邪をひきやすくなったりして、疲労は貯まっていく一方。今のうちに冷え性対策をして、貯まった疲労を解消し、寒い冬を元気に過ごしましょう!


冷え性対策の3原則!

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家の中でも積極的に動いて冷え体質を改善しよう!
冷え性の程度に関わらず、まずは体を冷やさないようにすることが大切。冷え対策の3原則を紹介しましょう!

1.お腹を冷やさない!
体の中心部分を冷やさないことがとても重要! 女性に特に多い冷え性は、みぞおちのあたりの温度が、おへその下の温度より低いタイプ。女性は、下腹部の臓器が複雑なため、下腹部にうっ血を起こし血流量が増加すると、上腹部の血流が減少して、体に血液がまわりにくくなるのです。その結果、手足の冷えを感じてしまうことになります。靴下の重ね着、マフラーや手袋も重要ですが、腹巻きや下着でお腹が冷えないよう衣類を調整しましょう。

2.お風呂でしっかり温まろう!
ぬるめのお湯(38℃ぐらい)でゆっくり温まりましょう。体に負担をかけない半身浴がお勧め。体を芯から温めるので、抹消の血流も増加します。熱いお湯は体の表面部分しか温めないので湯冷めをしやすく要注意! 入浴中や入浴後に軽くストレッチをするのも血流をUPさせるのでお勧めです。タイプ別入浴法で疲れた心と体を癒すも参考にしてくださいね。

3.筋肉をつけて熱産生をUPさせよう!
体の熱を産生させるのは筋肉。その筋肉が少ないもの冷え性の原因のひとつ。背中の筋肉は大きいので、熱の産生が大きく、冷え性改善に効果的です。足の筋力低下により足先の冷えを感じることもあるので、ふくらはぎの筋肉や足指を動かすのも効果的! 運動を続けると、体の筋肉が増加するので、血流もよくなってきます。

冷え性対策の3原則でかなり冷え性改善ができるはず。特に運動は筋肉の少ない女性にはお勧めです。続けることによって、冷えはもちろん、疲れを感じにくい体になるでしょう。
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