虫歯/虫歯の治療法

歯の被せ物……歯を削ってから被せるワケ(2ページ目)

歯に金属やセラミックなどを被せる場合、歯に詰め物をつめると比較にならないほど、歯を削ることがあります。健康な部分を削り、被せるのはどうしてなのか? ガイドが解説します。

丸山 和弘

執筆者:丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康ガイド

歯を被せた後の注意点とは?

急な歯の痛み
検診で事前に問題点が見つかることも…
歯に被せると、被せ物自体の人工物は、虫歯の穴は絶対に出来ません。そこため、メンテナンスの一番のポイントは、被せものと歯のつなぎ目である「歯と歯茎の境目」のプラークを除去となります。

それから一度口の中を全体を鏡で確認してみましょう。金属やセラミックで被せてある歯が特定の部分(前歯のみ、奥歯の片方など)だけに集中していることがあります。

この場合、歯磨きの癖というよりも、咬み合わせ時の力の影響や、歯の形の影響などが、その部分に集中してしまっているという場合があります。そのため他の歯よりも早めに被せることになった歯は、その後も再びトラブルが現れる可能性もあるため、出来れば定期的な検診などを行っていくことをオススメします。


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