歯・口の病気/白い歯・ホワイトニングの方法・効果・注意点

審美歯科の「ラミネートベニア法」って何?(2ページ目)

歯のホワイトニングが、自分の歯を白く変化させてゆくなら、ラミネートベニアは、自分の歯の表面を薄く削り、取れないネイルチップのような白い歯を直接歯に貼り付けて白くしてしまう方法です。

丸山 和弘

執筆者:丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康ガイド

ラミネートベニアの注意点

  • 歯を少し削る

  • 歯の表面にそのままネイルチップのように貼り付けると歯が厚くなってしまうため、取り付けるチップの厚さの分(0.3mmから0.5mm)表面を削ります。

  • 取り外せない

  • 一度取り付けるとネイルチップを外すようには元には戻せません。取り外しも出来ません。そのためその他の治療法(歯のホワイトニングや矯正など)や費用、治療期間などを十分に検討して行なうことが必要です。

  • 割れることがある

  • 日常生活では、強度は十分にありますが、セラミックの歯を貼り付けるので、歯ぎしりがある場合やかみ合わせによっては貼りつけた部分が欠けることがあります。

  • 上の歯だけ貼り付けることもある

  • 下の前歯の表面に貼り付けると歯が大きくなってしまう場合、上の前歯の裏にぶつかるので上の歯だけに貼り付けることもあります。
本数は、歯の全てに行なうのでなく、気になる部分だけ貼り付けることが出来ますが、1本だと色を自分の歯と合わせるのが非常に難しいので数本になることもあります。

費用や行なえる場所

費用は健康保険でカバーされないため、病院によってまちまちですが1本で50,000円程度から150,000円程度かかります。

また全国どこの歯科医院でも扱っているわけではないので、かかりつけや審美歯科を行なっている歯科医院で必ず相談してください。

なお健康・医療の情報に関しては注意事項があります、ご確認ください
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