ドライアイ/目の健康・アイケア

大人気『マジカル・アイ』活用法

2次元のグラフィックだが、立体視すると3次元画像が浮かび上がるステレオグラムを活用した、『どんどん目が良くなるマジカル・アイ』シリーズ。目が良くなるトレーニング本の活用法をご紹介。

執筆者:高林 克枝

不思議なパターンのイラストを満載した、『どんどん目が良くなるマジカル・アイ』という本を書店で見かけたことはありませんか? それはマジカルアイシリーズで、すでに246万部を販売しているそうですが、9月28日にシリーズ新刊が発売されました。今回は、出版元の宝島社を訪ね、このシリーズを最初から編集担当している宇城卓秀氏に、その活用法をうかがいました。


マジカル・アイの目が良くなる仕組みとは?

もっと実感!どんどん目が良くなるマジカル・アイ
もっと実感!どんどん目が良くなるマジカル・アイ
ステレオグラムは2次元のグラフィックですが、立体視すると3次元画像が浮かび上がる一種の「だまし絵」です。この「見方」を体得することが、目のピントを合わせる筋肉(毛様体)のトレーニングになり、結果として近視、遠視、老眼などの視力回復を促すそうです。

宇城氏は、「この立体視により、眼の毛様体のコリをほぐすのです。手軽に視力回復トレーニングが行えて、なおかつ、やって楽しいことが人気の理由でしょうか」と語ってくれました。

立体視のポイントは、「肩の力を抜き、目の焦点をイラストではなく向こう側をみるつもりで。またイラストと目の距離をご自分なりに調整してみてください」とのこと。慣れるまで少し時間がかかる人もいるようですが、もし目が痛くなったり、気分が悪くなった場合は、すぐにやめて、目を休ませてください。

幅広い年齢のすべての人が楽しめる工夫

編集担当の宇城卓秀氏
編集担当の宇城卓秀氏
『マジカル・アイ』というと、美しく楽しい、高品位なイラストというイメージがあります。それを演出するために、米国在住で3Dアーティストとして活躍するレビーン氏やプリースター氏に依頼して、幻想的な世界を描いてもらっているそうです。カラフルでバリエーションに富んだイラストをながめているだけで、美意識まで高まるような気がしてきませんか?

なおかつ、子供から高齢者まで、できるだけわかりやすく簡単に立体視できるように、書籍上で「親切な解説」を心がけているため、初心者にも、立体視はむずかしいという先入観がある人にも、ちょっとしたコツで体得できるようになるようです。

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