レーシック/レーシック手術の危険性・注意点

レーシック手術後に角膜炎を発症!

東京都内の眼科病院でレーシック手術を受けた患者の多数に感染性角膜炎の健康障害が発生したと、東京都中央区保健所が発表しました。

執筆者:高林 克枝

角膜炎
レーシック手術の後に病気に?
東京都内の眼科病院でレーシック手術を受けた患者のなかで、なんと639人のうち67人、つまり10%以上が感染性角膜炎の健康障害が発生したと、東京都中央区保健所が発表しました。

これまでレーシックを受けた方、またこれから受けようか検討中の方、この病気がどのようなものか興味シンシンのことでしょう。そこで今回は、感染性角膜炎をとりあげます。

感染性角膜炎の症状

角膜はとても敏感な部分なので、下記の症状が急に同時に出て、大変悩ましい状態が続きます。

・眼の痛み
・異物感
・視力低下
・目の充血
・めやにが出る

レーシック手術後、このような症状が発生したら早急に眼科病院(レーシック専門病院ではなく)で検査と診断をうけてください。

感染性角膜炎の治療

これらの症状が出た場合は、眼科医の指導に従い、適切な治療をうけてください。

・抗菌薬の目薬を点眼する
・または抗菌薬を結膜下に注射したり、内服する場合もあり
・眼軟膏をつける

この病気は、レーシック手術を施術した病院側の衛生管理が改善しない限り、発生を防ぐことはむつかしいものです。治療器具の滅菌などは、病院として必要最低限の配慮ですが、人員配備や院内教育などが不十分なために、このような多数の健康障害が発生もおこりうるのです。事前の病院選びと評判など十分に吟味したいものです。

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