<レーシックシリーズ>
【第1回】話題の視力矯正手術レーシック
【第2回】レーシック手術前のポイント
【第3回】レーシック病院選びのポイント

手術で視力を取り戻したい

視力が悪く、眼鏡やコンタクトレンズ無しの生活が考えられないという人にとって、裸眼での生活は魅力ですね。近視・乱視・遠視の方の中には視力矯正手術をお考えになったことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、レーザーなどによる視力矯正手術の種類についてご紹介します。

レーシックを代表とする、レーザーによる視力矯正手術

主に近視などの視力矯正手術では、レーザーを使うレーシックがもっともよく知られています。しかしながら、適応検査の結果や体質・体調により受けられない場合は、眼科専門医とよく相談し、他の技術を検討することもできます。

LASIK(レーシック):Laser insitu Keratomileusis
プロゴルファーのタイガー・ウッズがこの手術を受けたことも話題になり、認知度が高まった技術です。アメリカでは約150万人以上が施術を受けているそうです。日本では、昨年度、約3万5千件の手術が行われたことが公表されています。

この手術は、角膜表面を薄く削り、一辺だけ角膜とつながったフラップ(蓋)をつくってめくり、角膜に※エキシマレーザーを照射し、角膜のカーブを変えて近視・乱視・遠視を矯正する、レーザー角膜内切削形成手術です。

※エキシマレーザー:目に見えない短い波長のレーザーで、角膜にふれるとエネルギーを放出し、照射した部位だけ、角膜のカーブを変えることができます。

PRK(ピー・アール・ケー):Photorefractibe Keratectomy
レーシックのように角膜上皮をめくらず、角膜表面から直接エキシマレーザーを照射します。そのあと保護用にコンタクトレンズを装用し、3日後ぐらいに外します。

この手術は、例えばボクシングなどの格闘技をされる方で、常に眼球に衝撃が加わるような方には、フラップ(角膜上皮のめくる部分)がズレたりしないというメリットがあります。また、ピー・アール・ケー手術は厚生労働省が承認しています。

LASEK(ラセック):Laser Epithelial Keratomileusis
ラセックは、レーシックとピー・アール・ケーの中間のような手術です。

ラセックは角膜表面の薄い層を剥いでから、エキシマレーザーを照射します。
アルコールを用いて、角膜上皮のみをフラップ状にめくり、ピー・アール・ケー、レーシックと同様にエキシマレーザーで角膜のカーブを変えて上皮を戻します。

この技術の利点としては、レーシックによる※フラップよりも浅い層でめくるので、ラセックでは、手術後の角膜が表面の層で覆われるため、痛みが少ないという点です。
また、ピー・アール・ケーとラセックの共通した利点として、レーシックをするのに角膜の厚みが若干足りない方でも、適応となる場合があるということが挙げられます。

※フラップ:角膜表面を薄く削り、一辺だけ角膜とつながった蓋状の部分のことです。

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*協力:関連資料提供*(画像を含む)
南青山アイクリニック