一般的なマッサージ、指圧、ストレッチに関する注意点
●急激に痛みが起こったときは基本的にはNGぎっくり腰、急に出現した首の痛みなど、急性に起こった痛みに関しては、基本的には安静が一番の治療法です。特にその場所を遠慮なく刺激する指圧、マッサージは却って症状を悪化させることが多いので避けた方が賢明です。
●慢性の痛みに対しても翌日まで痛みが残るものは避けたほうが良い
どんなマッサージ、指圧、ストレッチ方法でも、人によって合う、合わないがあります。翌日まで痛みが残る場合は止めたほうが良いと思われます。
●反動をつけない
ストレッチ、指圧、マッサージ、全てについて言えることですが、自分でやるにせよ、他人にやってもらうにせよ、急激に反動をつけるのは避けた方が良いと思います。(たとえば、普通の腹筋運動でも、反動をつけて行ってから腰が痛くなったりした経験がおありの方、いらっしゃると思います。反動をつけると意外と大きな力がその部分に加わるのですよね。)
●急激にひねらない
今まで挙げてきた注意点とも重なりますが、急激に捻ると非常に大きな力がその部分にかかります(例えば、ビンの蓋をあける事を想像してみてください。普通に引っ張ったり押したりしても開けられませんが、急にひねるとトルクが加わって開きますよね。そして限られた力で開けるためには、ある程度以上の速さが必要ですよね)
ゴルフをした後、腰痛、首痛が悪化された経験のある方も多いと思います。たとえ安全とされるストレッチでも、ひねるストレッチは特に注意して、じわじわ伸ばすようにゆっくり行いましょう。
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なんと、腰痛に悩む人は推定1000万人 (厚生省「国民生活基礎調査」による)といわれています。肩こり、頭痛などまで含めれば、悩みの無い方はほとんどいらっしゃらないと思います。そう意味ではほぼ国民病といっても良いかもしれません。
自分の体を長持ちさせて、楽しく生活するためにも、自分にあった解決方法を探してくださいね。
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