飲酒・アルコール/二日酔い症状の対策・解消法

花見に活かそう!お酒との上手な付き合い方

各地でお花見が開催されるこの季節、お酒の事故が増える時期でもあります。楽しいお花見の席が一転、救急車を呼ぶはめに…。なんてことが起こらないよう、お酒に関する知識を深めてみませんか?

執筆者:光原 ゆき

文章:光原 ゆき(前任ガイド)

今年もお花見シーズン到来!

お花見
この季節、よく見る光景ですね。 
美しい景色を眺めながら、家族や友人、仕事仲間と飲むお酒は、この時期ならではの醍醐味ですよね。ただ、普段と違うシチュエーション(屋外で、しかも比較的早い時間から飲み始めるという)のため、知らず知らずに飲みすぎてしまうことも……。

楽しいお花見の席をお酒で台無しにしないため、いま一度、お酒との上手な付き合い方を考えてみましょう。

そもそも「酔い」とは?

酔っ払い
この程度までで抑えておかないと……
アルコールには、興奮作用と麻酔作用があり、主に興奮期が長く続き、飲みすぎると麻酔作用が効いてきます。この作用によって脳が麻痺した状態がいわゆる「酔い」の状態です。

■ 「酔い」の4段階
  1. ほろ酔い: おしゃべりになる、陽気にはしゃぐ、脈が速い、判断力が鈍る
  2. 酩酊: 足がふらつく、同じことを何度も言う、吐き気、記憶が途切れる
  3. 泥酔: 立てなくなる、言葉が支離滅裂、意識朦朧、激しい嘔吐
  4. 昏睡: 意識低下し呼びかけに無反応、大小便の垂れ流し

この4段階のなかで、「ほろ酔い」までは楽しいお酒です。それを超えて「酩酊」「泥酔」状態になった人には、お酒をこれ以上飲ませない、目を離さないなどの介護が必要です。それさえも超えて「昏睡」状態に陥ったときには、ただちに救急車を呼ぶ必要があります。

次のページでは、「酔い」に関する素朴な疑問にお答えします。
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