夏真っ盛り! うだる様な暑さとともについついビールに手が進む……。でも夏ばてや二日酔いで体調を崩すなんてイヤですよね。こんな時、漢方なら何を飲むといいのでしょうか。実は、身近な夏の食材で二日酔い対策ができるんですよ!

【 INDEX 】
・スイカは天然の漢方薬⇒ p.1
・二日酔い対策!スイカを使った簡単レシピ⇒ p.2

スイカは天然の漢方薬

スイカ
スイカは果物? それともお野菜……? ともあれ食べておいしい夏の風物詩
スイカは昔から暑さしのぎの身近な食材とされ、利尿作用があって、むくみを取るのにいいとされてきましたよね。これはカリウムや特殊アミノ酸であるシトルリンが、尿と一緒に余分な塩分を体外へ排出する作用によるものとされています。

市販ではスイカの汁を煮詰めた「西瓜糖」というべっ甲色になるまで煮詰めたのシロップがあったり、中国では西瓜の種を炒って塩で味付けしたものをよく道端で食べているのを見かけますが、西瓜糖に含まれるリコピンや、種に含まれるたんぱく質や脂質、ミネラルやビタミンの存在も忘れてはいけません。そう、スイカはほとんどが水分で……とはいうものの、実はとっても優秀な夏の果物だったのです。

さてここで、漢方的なスイカの働きをご紹介しましょう。

■西瓜(すいか)
・甘味で、寒性
・心・胃・肺・腎に深く関連がある


カラダを涼やかにする作用があり、余分な熱を取ったり、ノドの渇きをいやし、のぼせやほてりにいいとされます。失った体液を補ってくれる働きもあるので、熱中症や暑気あたりにもいいのもうなずけますね。これらの作用からスイカは「天然の白虎湯(びゃっことう)」と呼ばれ、熱、汗、のどの渇き、脈の激しさの4つの大きな症状を改善してくれるといわれています。

そして漢方でも利尿作用があり、水分代謝をよくしてくれる働きや、暑さでカラダや頭が煩わしくなっているような症状を緩和してくれるので、夏場の二日酔いにも適しているんですね。


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