そもそも冠状動脈疾患とは?
冠状動脈が狭くなると狭心症や心筋梗塞の原因となります。 |
冠状動脈疾患の予防には、動脈の内腔を狭くしない事がまず重要です。日本人の場合、特に糖尿病、高血圧だと、冠状動脈の内腔が狭くなりがちです。糖尿病と高血圧が冠状動脈疾患の危険因子である事が分かっています。
サラサラ血液で、冠状動脈疾患を予防
冠状動脈疾患は、固まりにくい血液を保つことで予防できます。狭心症の場合は心筋梗塞を予防するために、心筋梗塞の場合は再発作を予防するために、血液を固まりにくくする薬を飲みます。凝固因子が多くて、血小板の機能(凝集能)が高いと血液は固まりやすくなるため、凝固因子を減らす薬と血小板の機能(凝集能)を抑制する薬を飲むことになります。
薬を飲んでいなくても、凝固機能・血小板機能(凝集能)には、個人差があります。この個人差には生活習慣が関係しています。
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