やせるための代表薬は2種類
アルコールの低いお酒を食前に飲むと、食欲増進作用もあります。ダイエットするためには飲酒量にも注意が必要です |
それぞれ、食欲を抑える、脂肪分解を促進・便秘症改善に役立つもので、肥満・生活習慣病外来や精神科・心療内科など様々な部門で処方されることがあるお薬です(基準を満たした肥満症に対して保険適応となっています)。
生活習慣病と密接な関連性を持つ病気として、睡眠時無呼吸症候群がありますが、後者の漢方薬によって肥満・睡眠時無呼吸症候群すらも改善したという報告もあります。いずれの薬剤も、体型を含めた個人の体調に合わせて処方するお薬です。50代を過ぎてから体重のコントロールが難しくなってきた、という方がいらっしゃるようでしたら、一度こうした専門外来にご相談ください。他にも方法があるかもしれませんよ?!
ダイエット成功の鍵は毎日の努力ですが……
今回は肥満症の基本診断、食事療法、内服治療薬について、ごく簡単にご説明しました。あくまでもダイエットを成功させるための基本は毎日の食事・運動療法の積み重ねです。とは言うものの、どうしてもダイエットが成功しない方にとっては、切実な問題でもあります。治療法も様々ということをご紹介するのが今回の主題ですから、独力ではなかなかダイエットが成功しないという方、あきらめる前に、生活習慣病ないし肥満症外来などを有する医療機関でご相談ください。
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