食と健康/食と健康の基礎知識

たっぷりレタスと魚だんごの快眠スープ

あっさりしていてお腹にもたれず、しかも眠りやすくしてくれる、簡単な夕食のレシピはないかな? 蒸し暑い梅雨と夏の夜を、少しでも心地よいものに変えたい人に、お勧めのメニューです。

坪田 聡

執筆者:坪田 聡

医師 / 睡眠ガイド

レタスと魚だんごのスープ・本文トップ
快眠効果が期待できるレタスを、たっぷり入れた魚だんごスープ

ウサギもグッスリ? レタスの快眠効果

童話「ピーターラビット」の中に、レタスを食べて居眠りしてしまうウサギの話が出てきます。また、「レタスを4分の1玉ほど食べると眠くなる」と言われ、韓国では自動車などの運転の前に、レタスやサンチュを食べないようにしています。

レタスやその仲間の催眠効果は、童話の中だけの空想のお話ではありません。レタスを切った時に滲み出てくる白い液体には、ラクチュコピクリン というポリフェノールの一種が、含まれています。これは特に茎に多く含まれていて、少量では鎮静効果が、大量だと催眠効果が期待できます。実際、19世紀頃までは乾燥粉末にしたレタスを、鎮静剤として利用していた地方もあります。

今回は、レタスをたっぷり入れた魚だんごスープを、ご紹介します。これだけで主食になるように、春雨を加えました。快眠に効く腹八分目メニューです。


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