1ページでは、エダマメに含まれる栄養素・成分についてご紹介しましたが、このページでは、エダマメの種類や選び方をご紹介します。
エダマメの本当の旬は、秋
丹波の黒豆は、10月が旬です。 |
大豆をエダマメとして食べるようになったのかと、というも諸説あるのですが、古くから豆名月の供え物とされていたと言われ、少なくとも江戸時代の書物にははっきりと記載されています。京都の伝統行事をまとめた『日次(ひなみ)記事』)にも、エダマメを煮て食べるとあります。
今でこそ、冷凍品があり年中食べられますし、初夏の頃からで回りますが、本来の旬は露地物が収穫される仲秋でした。確かに、大きな粒で品質がよい黒豆も、丹波産のものは、だいたい10月の半ば以降に出荷されます。
黒・茶・青もあります
大豆の最もポピュラーな品種は黄大豆ですが、エダマメになると、黒大豆やだだちゃ豆も人気がありますね。黒大豆は、まさに今ブームの黒豆をエダマメとして食べるために出荷されるものです。だだちゃ豆は、「茶豆」という種類で、濃厚な甘味と香ばしい香りが特徴的で、本当においしいですよね。
また私は、食べたことがありませんが、流通量が少なくて高価な「青大豆」は、粒が大きくて甘味が強いそうで、これもエダマメとして食されるそうです。一度いただいてみたいです。
エダマメの選び方・食べ方
エダマメは、野菜同様にやはり鮮度が大切です。スーパーなどでは、さやだけにしたものを袋につめたものが主流ですが、枝付きのものの方が鮮度は保ちやすいです。緑が鮮やかで色の濃いサヤのもの、また表面のうぶ毛がしっかりついているもの、豆の形や大きさが揃ってまんべんに入っているものを選ぶようにしましょう。もし一度にたくさん購入したら、茹でて冷蔵保存した方が、おいしさをそのまま維持できます。
おいしい茹で方は、こちらへ。
■参考
栄養期ワード事典(池田書店)
新しい栄養学(高橋書店)
祝の食文化(東京美術)
その他
■関連リンク
●菜時記-旬の素材の魅力(食と健康)
●女性の美と健康の素 おから(アロマテラピー)
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