まさに正統進化と呼べる使いやすさと画質の進歩

たとえば背面のコントローラーホイールには適度なクリック感が与えられ、ぐっと使いやすくなっている

たとえば背面のコントローラーホイールには適度なクリック感が与えられ、ぐっと使いやすくなっている

PowerShot S90から搭載しているCCDこそ変わっていないものの、ユーザーインターフェイスや画質面といったさまざまな箇所で手の入っているまさに正統進化モデル。もともと完成度の高いモデルであったものへの意見を集約して、いっそう使いやすくなっているのは驚きといえる。

また、画質面においても特に高感度のノイズ発生が抑えられており、高感度に強い裏面照射型CMOSイメージセンサにも負けないレベルとなっているのは見逃せない特徴となっている。

 

新搭載の手ぶれ補正機構は驚きの完成度の高さ

レンズはワイド端でF2.0と明るいこともあり、手ぶれに関してはかなり抑えられているという印象だ

レンズはワイド端でF2.0と明るいこともあり、手ぶれに関してはかなり抑えられているという印象だ

新たに搭載されたカメラが平行移動することで生じる「シフトブレ」にも対応したキヤノンのハイブリッドISは、驚くほど利きがよい手ぶれ補正機構となっている。手ぶれが目立ちやすい撮影の典型として、マクロ撮影が挙げられる。被写体が近いこともあって、ちょっとした手ぶれが目立ってしまい、何度も撮影し直すこともあるのだが、PowerShot S95ではほとんどの場合で一回で撮影できた。かなり驚異的な完成度だ。