派遣就業中にトラブルが起きてしまったら?
派遣で就業期間中にトラブル発生したら、まずどこに相談すべきか知っておけば安心です |
相談先は大きく分けて、派遣会社、派遣先、第三者機関のいずれかになります。どんな時、どこに相談するのが解決への近道か、順に見ていきましょう。
一番頼りになる派遣会社の担当者
就業期間中、一番頼りにしたいのが派遣会社の担当者です。お互い顔も知っている身近な存在で、就業の契約関係や福利厚生、派遣先での仕事内容に関することなど、トラブルや疑問が起こったらまず連絡を取りたい相手。例えば、ガイドは契約更新のことから、有給はいつからもらえるのか、健康保険はいつから入れるのか、勤務時間を記録するタイムシートがなくなりそうだとかいったことまで担当者に頼っていました。タイムシートなどは派遣会社の専用窓口を設置しているところもありますので、就業開始時に担当者に確認してみるとよいでしょう。
また、派遣先との橋渡し的存在なので、派遣先での仕事内容が契約と異なり改善してもらいたい場合や、人間関係のトラブルが発生した場合などでも間に入って調整・交渉をしてもらえます。これらの内容は契約する時に発行される、「就業条件明細書(兼)派遣労働者雇入通知書(以下、就業条件明細書)」に記載されている派遣先担当者とも相談可能ですが、直接言いにくい場合が多いです。そういった場合、担当者に話を聞いてもらい、派遣先の担当者に伝えてもらいます。
派遣会社担当者への相談内容例は
- 契約内容の確認、更新について
- 就業期間
- 仕事内容・時給など
- その他就業に付随する事項
- 派遣先との仕事や人間関係のトラブル、悩み
また、就業開始時に発行される就業条件明細書には、派遣元責任者及び苦情届出先が記載されていますので確認しておきましょう。
給与や福利厚生などは派遣会社の相談窓口へ
派遣会社の各種相談窓口は派遣会社で設置状況が異なることも |
担当者に関して不満があり、直接言えない場合なども派遣会社の窓口に相談が可能です。
派遣会社の各相談窓口として
- 給与・所得関係や福利厚生
- 仕事に関する相談窓口
- 心の悩みなどの相談窓口
- 震災など、大規模な災害時の対応窓口