コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサルタントの給与・年収相場

若くから高給で知られるコンサルタント職。実際はどうなのでしょうか? 給与体系と、給与の相場について解説します。

執筆者:大石 哲之

コンサルタントの給与制度の基本

職位で決まるコンサルタントの給与。給与と年齢は関係ない
職位で決まるコンサルタントの給与。給与と年齢は関係ない
コンサルタント職には大きく分けて4つの職位があります。「アナリスト」「コンサルタント」「マネージャー」「パートナー」とよばれる職位で、コンサルティング会社では、給与と職位が完全に連動しているのです。

アナリストの職位ならば450~650万円といったように、職位ごとに給与の下限と上限が決まっています。個人の評価によっても差をつけますが、同じ職位にいる限りこの定められた給与幅を超えることはありません。正確にはアナリスト職位内でもアナリスト1~3、アナリストA~Dといった具合にさらに細かくランク分けがされており、給与の上限下限が設定されています。

給与と年齢は関係ありません。中途入社の30歳でもアナリストのスキルレベルしかなければ、極端に言えば新卒入社のアナリストと同じ給与なのです。これがすなわち実力主義と言う意味。年功給のように、30歳ならいくら、入社○年目ならいくらといった目安はありません。

コンサルタントの給与相場

気になる給与の相場
気になる給与の相場。業務・IT系と戦略系とでは、基準が異なる
業務・IT系のファームと、外資の戦略コンサルティングファームでは給与水準が違うため、分けて解説しましょう。

■業務・IT系のファーム
ここでは大規模な業務改革と、システム導入を強みとするようなコンサルティング会社を想定しています。

まずはアナリストの給与。新卒も含まれるので、実際はそれほど高くありません。だいたい、450万円前後から上限で500万円後半程度というのが普通。ベース給与はやや低いですが、アナリストには残業代が支払われるという会社もあります。残業代を加えるとかなりの金額になるということもあるようです。

コンサルタントですが、600万円前後から上は800万円くらいが相場のよう。マネージャーレベルは下は800万円程度から上は1200万円くらいまで。

マネージャーの上級版のシニア・マネージャーという職位になると、プロジェクトの受注責任が課され、会社の予算の一端を担います。この職位になると受注成績も加味され1300~1600万円くらいの年俸となります。新卒で入社し順調に昇進していけば、30歳手前でマネージャー、32~34歳くらいでシニアマネージャーになっています。

■戦略系のファーム
外資の戦略系コンサルティングファームの給与水準を解説します。アナリストは、550万~800万円程度。戦略系コンサルティングファームは、若手でも完全年俸制で残業代がつきません。そのため給与水準がかなり高くなっています。

コンサルタントは800~1300万円程度。一流企業で経験を積み、外国のトップMBAなどを卒業して入社した人などは、このランクの上限に近い数字で採用されています。

マネージャー、シニアマネージャーとなると1500~2500万円程度です。夢のような数字ですが、それだけに入社のハードルも、入社してからのサバイバルも過酷。

■パートナーの給与は?
コンサルティング会社の役員クラスであるパートナーの給与には、相場というのはありません。多くの会社では、パートナーの給与の大部分が、コンサルティングプロジェクトの受注成績と連動するインセンティブになっているからです。いくらで受注したかにより、給与額は全く違ってきてしまうのです。

コンサルタントの給与の上げ方

コンサルタントとしての職位と年俸が完全に連動しているので、給与を上げる唯一の方法は、職位を上げるということ。

コンサルタントとしてのスキルが上達し職位が上がらないと、給与(年俸)も上がりません。「万年平社員」という言葉がありますが、仮にコンサルタント会社で万年アナリストだったとすると、アナリストレベルの給与(500~600万円)は一生変わらないのです。年齢や在籍年数で評価されるのではなく、どの職位にあるかによって年俸も変わってくるのがコンサルタントの給与制度です。

職位をあげるためには、コンサルティングプロジェクトで成果あげ、上の職位を担えるということを示します。基本的にはプロジェクトマネージャーなりが評価をし、昇進の稟議を経て職位があがります。
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