パワーポイント(PowerPoint)の使い方/画像・図形・サウンド・動画

図形を組み合わせて作るパワポのポスター

2回目のポスター作りは、図形を組み合わせたポスターです。図形をきっちり正確に配置する方法は、ビジネス用のプレゼンでも「使える」テクニックです。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

前回の、「写真と文字だけで作るシンプルなパワポのポスター」に続いて、今回もプライベートシーンでも活用できるPowerPointでのポスター作りを解説します。

今回は、図形を組み合わせて作る以下のポスターを作成します。一見難しそうですが、実は意外に簡単。使っているのは四角形の図形とイラストの2つだけ。基本の四角形をコピーして使いまわせば、短時間で作成できるポスターです。

基本の図形を組み合わせるだけで作成できる


スライドを方眼紙として使う

ポスターを作る前に、一つ前準備をしておきましょう。複数の図形を並べるときは、ちょっとでも位置がずれているだけで完成度がグンと下がります。図形をきれいに正確に配置するには、スライドに「グリッド線」を表示して、方眼紙のようにしておくと便利です。

白紙のスライドが表示されている状態で「表示」メニューの「グリッドとガイド」を選びます。

方眼紙を設定する画面を呼び出す


開く「グリッドとガイド」画面で「グリッドを表示」のチェックボックスをオンにします。続けて、「間隔」の▼ボタンをクリックし、一覧から「4cm」をクリックします。これは、方眼紙のます目の間隔のことです。今回は、四角形の図形を横に6つ並べるため、「4cm」を選びました。間隔は目的に合わせて変更して使いましょう。

この画面ではもうひとつ重要な項目があります。「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」のチェックボックスがオンになっていることを確認してください。こうしておくと、図形を描画したりコピーしたときに、グリッド線に吸い付くように配置されるため、位置が微妙にずれてしまうことを防げます。設定できたら「OK」ボタンをクリックすると、準備が完了です。

図形がグリッド線に吸い付くようにしておくと操作が楽になる


スライドに点のようなものが表示されましたね。これが「グリッド線」です。この点を目安にこれから図形を描画していきます。最後に「書式」メニューの「スライドのレイアウト」から、白紙のレイアウトに変更しておきましょう。

スライドが方眼紙のようになった



>基本となる四角形の図形を描画しましょう
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます