パワーポイント(PowerPoint)の使い方/保存と印刷、共有

PowerPointのスライドをWebに公開する(2ページ目)

プレゼン終了後に、使用したスライドをWebに公開する人が増えています。スライドをWeb用に保存する方法を解説します。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

Web上でスライドショーも実行可能


ブラウザの左上角には、「ページタイトル」で設定した文字が表示されていますね。左側には各スライドのタイトルが表示されています。また、スライドの下側にあるはずのノートペインは、非表示の設定をしたので見えません。

ここではIE7を利用しているが、IEの旧バージョンでも同じように表示される

左側のタイトルを直接クリックすると、各スライドにジャンプできます。ただし、この方法では、スライドに設定したアニメーションを再現することはできません。

自由にスライドを切り替えて見たいときは、左側のタイトルをクリックすると便利だ

PowerPointの「スライドショー」を実行したときと同じように、画面全体に大きくスライドを表示し、アニメーション付きのスライドを見たいときは、右下の「スライドショー」ボタンをクリックします。

このあと、セキュリティ保護に関するメッセージが表示されたら、メッセージバーをクリックし、表示されるメニューの「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックする

すると、ブラウザの画面全体を使ってスライドショーが実行されました。まるでPowerPointの画面を見ているようですね。さらに、スライドショーでは、設定したアニメーションもそのまま再現できます。

画面をクリックすると、次のスライドに切り替わる。スライドショーの操作もPowerPointと同じだ

クリックするたびに、アニメーションが動き出す

今見ているのは、あくまでもブラウザでスライドを表示したときのイメージに過ぎません。スライドをWebに公開するには、保存先のMHTML Documentファイルを社内のサーバーや契約しているプロバイダーのサーバーにアップロードする必要があります。

私自身、セミナーに参加した後で、プレゼンの内容をWebで確認することがよくあります。配布資料を見るだけよりも、大きな画面でじっくり見ることができ、アニメーションの動きが図解の理解を助けてくれることもあるからです。

ただし、Webでは発表者の生の声で説明を聞くことはできません。あくまでも、補助的な使い方として利用するといいでしょう。

また、スライドをWebに公開して利用する際は、配布資料などにURLを明記して、後からも閲覧できるという情報を聞き手にしっかり伝えましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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