Web上でスライドショーも実行可能
ブラウザの左上角には、「ページタイトル」で設定した文字が表示されていますね。左側には各スライドのタイトルが表示されています。また、スライドの下側にあるはずのノートペインは、非表示の設定をしたので見えません。
ここではIE7を利用しているが、IEの旧バージョンでも同じように表示される |
左側のタイトルを直接クリックすると、各スライドにジャンプできます。ただし、この方法では、スライドに設定したアニメーションを再現することはできません。
自由にスライドを切り替えて見たいときは、左側のタイトルをクリックすると便利だ |
PowerPointの「スライドショー」を実行したときと同じように、画面全体に大きくスライドを表示し、アニメーション付きのスライドを見たいときは、右下の「スライドショー」ボタンをクリックします。
このあと、セキュリティ保護に関するメッセージが表示されたら、メッセージバーをクリックし、表示されるメニューの「ブロックされているコンテンツを許可」をクリックする |
すると、ブラウザの画面全体を使ってスライドショーが実行されました。まるでPowerPointの画面を見ているようですね。さらに、スライドショーでは、設定したアニメーションもそのまま再現できます。
画面をクリックすると、次のスライドに切り替わる。スライドショーの操作もPowerPointと同じだ |
クリックするたびに、アニメーションが動き出す |
今見ているのは、あくまでもブラウザでスライドを表示したときのイメージに過ぎません。スライドをWebに公開するには、保存先のMHTML Documentファイルを社内のサーバーや契約しているプロバイダーのサーバーにアップロードする必要があります。
私自身、セミナーに参加した後で、プレゼンの内容をWebで確認することがよくあります。配布資料を見るだけよりも、大きな画面でじっくり見ることができ、アニメーションの動きが図解の理解を助けてくれることもあるからです。
ただし、Webでは発表者の生の声で説明を聞くことはできません。あくまでも、補助的な使い方として利用するといいでしょう。
また、スライドをWebに公開して利用する際は、配布資料などにURLを明記して、後からも閲覧できるという情報を聞き手にしっかり伝えましょう。