エクセル(Excel)の使い方/データベース・データ集計

複入力テーブルを作成しよう(2ページ目)

この記事ではデータテーブルのうち、「複入力テーブル」の作成方法について解説しています。あまり知られていない機能ですが、工夫次第で強力なツールになります!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


【ポイント1】セルの準備

複入力テーブルではふたつのセルを変化させるので、代入セルと代入値セルを2組用意します。このとき、一方をタテ方向、もう一方をヨコ方向に作成するのがポイントです。こうすることで、それぞれの値の計算結果は、行と列が交わるところに表示されるようになります。したがって、計算結果は、行の代入値セル、列の代入値セルを見出しとしたセル範囲に表示されます。ここでは、「身長」のデータをタテ方向、「体重」のデータをヨコ方向に入力しておきます。


【ポイント2】計算式のセルを参照させる

複入力テーブルでは、計算式を参照させるセルが単入力テーブルとちょっと違います。複入力テーブルでは「タテ方向の代入値リストが入力されている列と、ヨコ方向の代入値リストが入力されている行が交わっているセル」から計算式のセルを参照させます。ここでは、身長の代入値リストが入力されているA列と体重の代入値リストが入力されている9行目が交わっているセルA9から、計算式のセルを参照させます。


【ポイント3】セルの選択範囲

複入力テーブルでも、単入力テーブルと同じように、「代入値リスト」「計算結果を表示するセル範囲」「計算式を参照させたセル」を含めたセル範囲を選択してからテーブルの設定を行います。複入力テーブルでは、結果的に「計算式を参照させたセル」を左上端としたセル範囲を選択する形になります。ここではセルA9~セルD14を選択します。


>最後に、テーブルの設定を行います!次ページへどうぞ!
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