エクセル(Excel)の使い方/印刷・図形・共有機能など

エクセルで自動集計(SUMIF関数の活用)(3ページ目)

御見積台帳からデータを自動収集する受注集計を作成しましたが、今回は、これに自動集計機能を追加します。これで、受注集計表を開くだけで、最新受注データを収集・集計してしまう大変便利なツールになります!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


受注集計シートを作成しよう

まず、「挿入」メニュー→「ワークシート」をクリックして新しいシートを追加し、シート見出しに「受注集計」と入力します。


下図のように「営業名」と「日付」を入力します。日付は「2006/4/1」「2006/5/1」と入力してから、オートフィルを利用して入力すると手早く入力できます。なお、計算対象月は、2006年4月~2007年3月までとなりますが、関数の計算で「2007/4/1」が必要となるので、ダミーとして入力しておきます。罫線などは、お好みで自由に設定してください。


SUMIF関数による数式の作成(前半)

まず「=SUMIF(」と入力して、集計する受注明細シートの見出しをクリックします。


検索範囲である「提出日付」の列見出しをクリックし、「,」キーを押します。
※「提出日付」の列が点滅する

※点滅が消える


数式バー内をクリックし、入力した計算式の末尾に「"<" & 」と入力します。「&」の前後には半角スペースを入力します。


「受注集計」シートの見出しをクリックし、数式を入力している列の1つ右側の列の表の見出し(ここでは「2006/5/1」と入力されているセル)をクリックします。この操作で、SUMIF関数の条件で「<2006/5/1」を指定したことになります。


「,」キーを押してから、再び集計する受注明細シートの見出しをクリックし、金額を集計する「合計金額」の列見出しをクリックします。


最後に「)」を入力して、「Enter」キーを押します。ここまでの操作で「2006年5月1日より前の受注金額の合計」が算出されます。


>続いて、後半の数式作成です。次ページへどうぞ!
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