エクセル(Excel)の使い方/エクセルの基本操作

「作業状態の保存」機能とは?(2ページ目)

複数のウィンドウを扱うユーザーにとって大変ありがたい隠れ機能「作業状態の保存」を紹介します。短くキッチリまとめてみました。ぜひ、ご一読ください!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

作業状態を再現してみよう

作成した作業状態ファイルをダブルクリックしてみましょう。


作業状態が再現されました。作業状態ファイルを開くだけで、複数のブックが開いてウィンドウの表示状態を再現してくれる、というわけです。



このように、「作業状態の保存」機能は大変便利な機能ですが、利用する上で注意すべきポイントが2つあります。最後に、このポイントを確認しておきましょう。

注意点その1:ブックに加えた修正内容は保存されない

「作業状態の保存」機能は、ウィンドウの表示情報などを保存するだけです。したがって、ブックに修正を加えて、その内容を保存しないで閉じてしまうと、作業状態ファイルを開いても、ウィンドウの表示状態などは再現されますが、修正内容は反映されていません。ブックに修正を加えたら、通常通り、上書き保存などで修正内容を保存してください。



注意点その2:ブックの保存場所を変更しない

作業状態を保存したブックの保存場所を変えると、次のようなエラーが発生してしまいます。作業状態を保存したブックの保存場所は変えてはいけない、ということです。



もし、このエラーが表示されたら、「OK」ボタンをクリックしてエラーメッセージを閉じ、ブックを元の保存場所に戻して、再度、作業状態ファイルをダブルクリックしてください。
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