エクセル(Excel)の使い方/関数・数式

早見表からデータを取り出そう!エクセルで簡単に(3ページ目)

早見表から探したいデータを抽出する定番テクニックを、サンプルを用いてわかりやすく解説。エクセルの早見表に関して、MATCH関数、INDEX関数のしくみと、組み合わせ術を紹介します。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

INDEX関数のしくみ

INDEX関数は、指定した行と列が交差する位置の「値」を求める関数です。

INDEX関数の構文は次の通りです。
 

次のサンプルをご覧下さい。セルH4には、INDEX関数による式「=INDEX(C3:E5,H2,H3)」が入力されています。引数「範囲」には、求めたい値が入力されているセル範囲「C3:E5」、引数「行番号」には行番号を入力するセル「H2」、引数「列番号」には列番号を入力するセル「H3」が指定されています。

例えば、行に「2」、列に「3」を入力すると、2行3列目の位置に入力されている「H」が表示されます。指定した行・列の交差位置に入力されている値が表示されていますね。
 


この関数のポイントは1つ。
 

ポイント:行位置・列位置は数値で指定する

行位置・列位置は、対象セル範囲の左上を1行1列目とした数値で指定します。
 

なお、セル範囲の行数・列数を超える値を行位置・列位置に指定すると「#REF!」エラー、「1」より小さい値を指定すると「#VALUE!」エラーが発生します。行位置・列位置を指定するセルに入力規則などを設定しておくと良いでしょう。
 
※行位置・列位置のどちらかに「0」を指定した場合、それぞれ行全体、列全体を返します。詳しくは別記事にて紹介します。


 
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