1つのセルに複数の変更履歴がある場合
コンフリクトが発生した場合など、1つのセルに対して複数の変更履歴がある場合は、「変更箇所の確認」ダイアログボックスに変更履歴のリストが表示され、この中から反映したい内容を選択できます。
「変更を保存した単位」のリストが表示された「変更箇所の確認」ダイアログボックス
※リスト内の「元の値」は、履歴を記録し始めた時点のデータです。
確認できる変更履歴がなくなるとき
こうして、すべての変更履歴について「反映する」または「反映しない」を決定すると、「変更箇所の確認」ダイアログボックスは表示されなくなります。この時点で、再度「変更箇所の確認」を実行すると、次の画面が表示されます。
すべての変更履歴を処理した後のメッセージ
なお、ブックの共有を解除しない限り、変更履歴は一定期間保存されます。既定の設定で、変更履歴の保存期間は30日間です。保存期間を変更するには、「ブックの共有」ダイアログボックスの「詳細設定」タブで、「変更履歴」内の「変更履歴を次の期間保持する」で保存期間を指定してください。

※「ブックの共有」ダイアログボックスを表示するには、「ツール」メニュー→「ブックの共有」をクリックしてください。
また、保存されているすべての変更履歴を確認したい場合は、「ツール」メニュー→「変更履歴の記録」→「変更箇所の表示」をクリックし、表示された「変更箇所の表示」ダイアログボックスで「新しいシートに変更箇所一覧を作成する」にチェックを付けて「OK」ボタンをクリックします。

「新しいシートに変更箇所一覧を作成する」にチェック
すると、「履歴」という名前のシートが挿入されて、ブックを共有してから記録されたすべての変更履歴一覧が作成されます。

「履歴」シート