エクセル(Excel)の使い方/グラフ

エクセルのグラフで数値表示ラベルを表示する(2ページ目)

エクセルのグラフで数値表示ラベルを表示する方法を紹介します。グラフを通して、伝えたいことを「正確に」そして「明確に」伝える設定方法をご紹介。操作はカンタンです。ぜひ習得して下さい!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

グラフの一部分を強調するには

作成したグラフで何を伝えたいのか。どこに伝えたいポイントがあるのか。こういった「伝えたい」ポイントをグラフで表現するには、グラフの一部分の書式を変更することによって、伝えたいポイントを強調します。ここでは、対前年増減比を表す折れ線グラフで、最も増減比が大きかった「11月」分を強調してみます。
 


グラフエリアをクリックしてグラフツールバーを表示し、グラフオブジェクトの一覧から「系列"対前年増減比"」を選択します。
 


強調したい「11月」の「●」をクリックして、「データ要素の書式設定」ボタンをクリックします。
 


表示された「データ要素の書式設定」ダイアログボックスの「パターン」タブをクリックして、「線」の「色」を「赤」に設定し、太さをワンランク太くします。続いて、「マーカー」の「前景」「背景」を共に「赤」に設定し、サイズを「7」ポイントに設定して「OK」ボタンをクリックします。
 


「11月」の「●」部分と、「10月」と「11月」の間を結ぶ線の書式が変更されました。
 


このように、折れ線グラフの書式では、「線」が対象項目とその前の項目を結ぶ線の書式を表しています。また、「●」部分は「マーカー」と呼び、スタイルや色、サイズを設定できます。
 


従って、「8月」の「●」だけを強調したい場合は、「8月」の「●」をクリックし、「データ要素の書式設定」ダイアログボックスの「パターン」タブで「マーカー」の設定だけを変更します。
 


また、「6月」と「7月」の間の線だけを強調したい場合は、「7月」の「●」をクリックし、「データ要素の書式設定」ダイアログボックスの「パターン」タブで「線」の設定だけを変更します。
 


「6月」と「7月」の間の線自体をクリックすることで、書式を変更したい部分を指定することもできますが、今回紹介したマーカー部分を選択する方が操作しやすいと思います。
 


今回は、折れ線グラフの強調方法を紹介しましたが、その他のグラフでも、一部分を強調することができます。その方法については、別な機会に紹介します。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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