スパイウェアを知っていますか?
ウイルスは知っていても、スパイウェアの意味を知らない方は多いはず。一緒に勉強してみましょう |
・スパイウェア :パスワードなどを盗みとるプログラム
・アドウェア :作業進行の妨害
・ダイヤラー :勝手に有料サイトへアクセス
・ジョークプログラム:画面上にゴキブリが走るなど不快感を与える
・ハッキング :システムへの不正侵入
・リモートアクセス :外部からパソコンをリモートコントロールさせる
気がついた時はもう遅い…。トラブルシュミレーション
この「スパイウェア」は、実は全てに違法性があるわけではなく、企業がマーケティングのために使用している場合もあります。インストール時にこちらが許諾しているケースも多いそうです。では、実際、SOHOワーカーにとっての脅威をシュミレーションしてみましょう。<ケースA>
○業種:データ入力
○仕事内容:手書きの「消費者アンケート」を見ながらの個人情報をエクセルで作成されたシートに入力。
○起ったトラブル:ある日、仕事を始めようとパソコンをつけ、エクセルファイルを開いたが、自分が打った覚えのない数値が入っていた。すぐに怪しいと思うが、ネットセキュリティが犯されていることに気がつかず、そのまま放置。スパイウェアが侵入し、パソコン内のデータがリモートコントロールされ外部に全て漏れていた。クライアントからの指摘を受け、スパイウェア対策をするが、報酬はもらえず、長いおつきあいだった得意先を失った。(場合によっては賠償責任もアリ)
<ケースB>
○業種:DTP
○仕事内容:Illustratorにて雑誌のDTPを担当。普段からインターネットにて面白いページを見たりや、興味ある画像をダウンロードする機会が多かった。
○起ったトラブル:ある日、画面を保存しようとすると「あなたのハードディスクを初期化します」というメッセージが出た。慌てて対処しようとするが、なぜそんなメッセージが出るのかもわからない。結局、メッセージが出ても何も起きないので、今も放置しているのが現状…。内心、いつデータが消えてしまうのか、いつも気になっている。
◆対処方法
1.まず、除去からはじめましょう。スパイウェア対策ソフトをインストールし、実行することをおすすめします
2.ネットセキュリティ総合ソフトを導入しましょう
3.「Windows Update」を習慣づけましょう
4.怪しいサイトを見に行かない、必要のないフリーソフトをダウンロードしないようにしましょう。
では、実際どうするのか…。次のページでは、ガイドが自分のパソコンを使用し、スパイウェアが侵入していないか調べてみました!