空き住戸のはずが、、、


skichika
中古マンションの内覧会にハプニングは付き物?見るべきところをしっかりと押さえる眼鏡が必要
最後の住戸は南向きの2LDK。仲介会社から鍵を預かっていたため、先のような「入れないかも」ということはなく安心です。所有者は引越し済み、出張中で立会えないが自由にご覧下さいという約束とのことでした。

鍵を開けて中に入ると、玄関にゴミ。リフォーム中でゴミが出たにしては、生活ゴミのような印象。モノが散らばっていることはないのですが、シャツが2枚ハンガーにぶら下がっています。玄関、台所、和室と入っていくと、「誰だっ」と男性の声。思わず「キャー」と叫んでしまったM美さん!

なんと、いるはずのない所有者がパジャマ姿でそこに。言葉を失ったM美さんを支えながら、担当者が事情を説明。入居者は「確かに売り出している、好きに見ていって」とぶっきらぼうな回答。もちろんM美さんに好きにみるだけの力はなく、ただ、南向きバルコニーのすぐ向こうに電信柱があったことだけは確認。そそくさと退散しました。

入居中のマンションはこりごり、、、


中古マンションを見直していたところの後半戦のダメージです。「築年数が長いとそれだけ前入居者の生活が長いことが考えられる。生活観がにじみ出ている家を何度も見に行ったりするのはいやだし、リフォームのための採寸や写真をとったりするなどのことは、到底考えられない。よほどの好条件が揃わないと、私には購入を進めるパワーが出てこない」とM美さんは、入居中の中古マンションを選択リストから外す考えのようです。

あらためて、住まいが生活そのものであることを痛感したM美さん。他人の生活を見ることが、こんなに辛く物悲しいとは思いもよりませんでした。すべての中古マンションがM美さんと同じであるはずはありません。たまたま、です。

違った見方をすれば、前入居者から直接話しを聞き生活を見ることで、その人の使い方を把握でき、実際に使い勝手や暮らしやすさをヒアリングできるメリットもあるのです。

初めてのM美さんには強烈でしたが、中古マンションを購入する際の覚悟であり、見るべきものをしっかりと見れないとせっかくの条件の良いマンションを見逃すことにもなりかねません。中古マンションを目利きする眼鏡が必要です。

さて、M美さんの中古マンション購入は、今日の様子では以下の前半戦2物件のどちらかになりそうです。

a)南西エリア-1 角部屋 北西 ILDK 4階 現状渡し
b)南西エリア-2 南向き 8階 1LDK リフォーム済み 価格が高め

予算をアップしてでも、手に入れたいものは何か。M美さんの考えどころです。引き続き、M美さんの中古マンション購入を応援ください。
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