大学生の就職活動/就職活動の選考対策

経験による成長を自己PRする方法・その2(2ページ目)

自己PRに書くべきエピソードは、君を成長させた経験である。その経験は、困難を伴う「身の丈を超えた経験」であるはずだ。入社後も困難に立ち向かい成長できる人材であることを伝えることがポイントなのだ。

執筆者:見舘 好隆

【触媒】成長を促進させる環境や制度・支援

成長を促す経験

成長を促す経験
「身の丈を超えた経験」を乗り越えた時、誰のおかげだったのかを添える心遣いが必要だ。
次に「触媒」の部分をチェックしたい。触媒とは、成長を促進させる環境や制度・支援を指す。マッコール教授は、「身の丈を超えた経験」を乗り越える環境や制度・支援を、以下のように指摘している。

    情報の改善
    具体的なフィードバックを提供する。問題に立ち向かうことを応援する、など。

    刺激誘因と資源の提供
    具体的で評価可能な課題を設定する。新しいスキルを身につける方法についてコーチ・訓練する。望ましい成長をした人を評価する、など。

  1. 変化に対する支援
    メンタルな支援を提供する。変化が支持される環境を創造する、など。


  2. 自己PRの具体的エピソードの中に、個人的に努力した部分ではなく、君がその難しい課題を乗り越えるために、周囲がどんな支援をしてくれたのかを述べるようにすると、よりそのエピソードの説得力が増すだろう。

    周囲の応援や期待を得、そしてその支援を感じつつ、その期待に応えようとできる人材であることを合わせてPRすることが肝要なのである。


    ※次のページで、【成長】成長プロセスがさらなる成長を説明するを学ぶ!
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