大学生の就職活動/就職活動の選考対策

自己PR&志望動機の書き方講座(その2)(3ページ目)

みなさんを最も悩ませる「自己PR・志望動機」。その簡単な作成法を伝授する。きっとこの手順で作れば、みなさん自身の就職活動も、見えてくるはず。トライしてみよう!

執筆者:見舘 好隆

Step-7.さあ、自己PR・志望動機の味付けと盛り付け!

自己PR&志望動機
素材は同じでも盛りつけ方で味が変わるのは、料理と同じだ。
料理と同じ。ご飯の量、メインディッシュの量、サラダの量には最も美味しい配分がある。

  1. 「メインコピー」は当然一言で書く。手書きであれば、アンダーラインや太字のペンで書くなど、目立たせると人事も読みやすい。
     
  2. 「具体的エピソード」は全体の6割を使う。
     
  3. 「具体的エピソード」は「やったこと」だけを書くのではなく、「何を得たのか」を必ず書く。
     
  4. 「具体的エピソード」は抽象的な言葉を省き、具体的な固有名詞や数詞を用いること。

    ●レストランでアルバイト
    →ファミリーレストラン「ジョナサン」でホールのアルバイト
    ●アメリカへ留学
    →カリフォルニア州サクラメントへ留学
    ●映画が大好き
    →1週間に3本は映画を観ます。特にゴダール監督が好きです。
    ●経営学を学んだ
    →経営学、特にマイケルポーターの競争の戦略に大変興味を持ちました。
  5. 「具体的エピソード」は一つが望ましい。二つ書きたい場合は別の欄で。文字数が豊富に使える自己PR・志望動機であれば二つ書いても良いが、その時には箇条書きで。読みやすさを重視せよ。
     
  6. 「やりたい仕事」は全体の3割を書く。
     
  7. 「やりたい仕事」は必ず焦点をまず「入社1~2年目の仕事」に。そして将来の夢を書こう。スペースが無ければ「入社1~2年目の仕事」だけにするとか、書く欄によって書き分けよう。
     
  8. 空欄はタブー。空欄がある時点で、人事は読まずに落とすだろう。それは「資格欄」でも同じ。資格が無くて書きようが無いなら、特技を書くとか、現在資格取得に向けて頑張っていることなどを書いて、熱意を伝えよう。


※次はStep-8.自己PR・志望動機の失敗例!
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