模範的な就職活動のスケジュールは確かにある。しかし、その通りにやればいいのかと言えば、必ずしもそうではない。

就職活動
就職活動はマラソンと同じ。最初で遅れてもダメだけど、急ぎすぎてもペースを乱す。
2009年度入社の就職活動スタート。電車の吊広告でも大学生向け就職セミナーがチラホラ見られ、学内での業界セミナーも盛況のようである。

さて、ここであらためて、就職活動の全体的なスケジュールを確認したい。
  • 就職ガイダンスの出席・・・9月
  • 就職サイトへの登録・・・10月
  • 自己分析を始めた時期・・・9~2月
  • はじめてのエントリー・・・10~12月
  • はじめての企業説明会・・・2月
  • はじめてのエントリーシート提出・・・2月
  • はじめての人事面接・・・2~4月
  • はじめての内定・・・4月
これがざっくりとした就職活動のスケジュールである。ただし、所属する大学によって多少前後している。今回は、労働政策研究・研修機構の報告書「大学生と就職 ―職業への移行支援と人材育成の視点からの検討―」をベースに、大学分類別の就職活動の標準的なスケジュールを把握し、自らの就職活動の進み具合と、これからのプランについて考えてみたい。

ポイントは、大学格差はあっても、乗り越えることが出来ない壁ではないということ。標準的な就職活動のタイミングを押さえつつ、自らの実力と所属する大学の入学難易度を考慮しながら、自らが努力し到達できる目標を見失わないことなのだ。
※これから参照するグラフの出典はすべて労働政策研究・研修機構の報告書「大学生と就職」である。調査時期は2005年10~11月。調査対象の大学は全国276校(医学部・歯学部・看護学部を除く)。いずれのグラフも設置者と入学難易度により類型化されている(偏差値は代々木ゼミナールの主に社会科学系の偏差値ランキングに基づく)。
  • ◆:国立1(旧帝大など高難易度大学)・私立A(偏差値57以上)
  • ■:国立2(地方国立大学)・公立
  • △:私立B(偏差値46~56)
  • ○:私立C(偏差値45以下)

※次のページで、大学によって就職活動の時期が違うことを学ぶ!