大学生の就職活動/就職活動の準備

就活PDCAサイクルが自らの成長を促す(3ページ目)

「機会を自ら創る姿勢」が就職活動の要(かなめ)だ。PDCAサイクルをグルグル回して悩みを吹っ飛ばせ。そして確実に内定へ進め。就職活動は、自らを成長させる、人生でそう何度も無いチャンスでもあるのだから。

執筆者:見舘 好隆

就職活動のプロセス自体で、自らを成長させる。

チャンス!
就職活動のプロセスが、自らを成長させてくれる。折角だからそのプロセスを楽しもうよ。※写真提供:FotoStyles
ここまで読んで皆さん、最初に示したメッセージ、
  1. 効率良く内定が取れる方法なんて、ない。
     
  2. 就職活動することで創出される出来事を自らに生かす人だけが、内定を取る
     
  3. 就職活動を自らの転機と捉え、自らを成長させることを意図する

つまり「機会を自ら創る姿勢」が就職活動の要(かなめ)になっていること、理解してもらえたかな。机上で悩むより、就職本にすがるより、ネットサーフィンするより、結局は「行動すること」の方が何倍も効果的であることを。そして確実に内定へ向かっていくことを。

そして、「機会を自ら創る姿勢」は、就職活動のプロセスが、自らを成長させてくれることに気が付いてくれただろうか。

    • 何となくリクナビに登録した会社を受けてたら内定がもらえた。ラッキー!
       
    • いつも「PDCAサイクル」を意識して、行動ありきで活動し、何度か失敗しながらも、内定を取った!

さて、どちらの学生が成長していると思いますか?
どちらの学生が自分にピッタリの会社を見つけましたか?
どちらの学生が入社後も活躍する可能性が高いですか?
どちらの学生が短期間で辞めてしまう可能性が低いですか?
どちらの学生が『一皮向けて』いますか?

私が勤めている大学の就活を終えた4年生に聞いたところ、大学生活における『一皮向けた経験』は、「大学入学」「就職活動」だった。この点は、社会人における『一皮向けた経験』が、「入社」「異動」であることと一致している(出典:『仕事で「一皮むける」』金井壽宏)。専門用語で言えば「トランジション(転機)」。どうせ取り組むなら、自らを成長させようじゃないか。


就職活動は、自らをグンと成長させる、人生でそう何度も無いチャンスでもあるんだ。

たくさんの会社が、多額のお金を投じて、会社説明会を実施してくれているんだ。面接をしてくれるんだ。

わざわざ君を成長させるために。



そう思えば就職活動、何だかワクワクしてきませんか?
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