大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接の基本ノウハウ「傾聴スキル」(2ページ目)

面接はスピーチではない。自己PRを面接官の心に伝えるためには、まず面接官と信頼関係を構築しなければならない。傾聴は会話の「繋ぎ目」に心を配って信頼を勝ち取る、面接必須のコミュニケーションスキルだ。

執筆者:見舘 好隆

人の話を聴ける力が、自らの可能性を拡げる!

窓
窓は大きいほうが、たくさんの光が降り注ぐ。
以下の図は、見たことがある人も多いと思うが「ジョハリの窓」だ。みなさんは面接で自らをPRする時、どのエリアをPRしているだろうか。当然「開かれた窓」だと思う。もし、この「開かれた窓」が狭くてPRできる自分が少なかったら、自己PRはかなり辛いことになることが容易に想像できると思う。


ジョハリの窓

じゃあ、どうすればこの「開かれた窓」を拡げ、自らの可能性や魅力を増やすことができるのだろうか。

それが今回のテーマ「傾聴スキル」なのだ。
以下の図を見てほしい。

ジョハリの窓2

「開かれた窓」を拡げるには、「盲目の窓」と「秘密の窓」を狭める必要がある。「盲目の窓」を狭める、つまり「自分が分かっていない」自分を知る行為が「フィードバックを受ける」ことだ。この行為の基本となるのが、「傾聴スキル」である。また、「秘密の窓」を狭める、つまり「黙っていた」自分を伝える行為が「オープンする」ことだ。この行為の基本となるのが、「アサーション(爽やかな自己表現)」となる(アサーションについては次の機会に説明するね)。

さて、今回は「傾聴スキル」について詳しく述べる。「傾聴スキル」は、自らの可能性を拡げるだけでなく、面接においても必須のスキルであることを、今回は熱く伝えたい。

※次のページで、「傾聴スキル」とは何かを学ぶ!

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