就活面接官がチェックする｢3つの力｣(3ページ目)

反応力・愛嬌力・楽天力で面接は決まる！

前頁でまとめた表を見れば一目瞭然。20代で実務経験が問われないみなさんが面接でチェックされる力は、

• 反応（リアクション）力…相手からの投げかけや言葉に対して、反応していることを相手にわかるようにあらわす力。コミュニケーションの基礎中の基礎。
• 愛嬌力…柔和な表情や茶目っ気のある笑顔で人を惹きつける力。
• 楽天力…仕事にはつきもののストレスに対して、自分に適した処理方法を持ち、戦略的に解消していく力。

この３つになります。

• 目標発見力…自らの仕事の目標を自ら提起する力。まず問題を発見し、その解決を目標とすることが一般的。
• 継続学習力…必要な時に必要なことを学習する習慣。
• 文脈理解力…背景・文脈の異なる人との間で意見の調整をする力。

この3つも、20代が開発年齢に含まれます。でも、問題を発見できてもまだそれを解決できる経験を積んでいないだろうし（目標発見力）、ビジネスをしながら時間を創り勉強をする経験はないだろうし（継続学習力）、年齢や出身・経歴が違う複数のスタッフをまとめるような経験をまだ積んでいないでしょう（文脈理解力）。特に文脈理解力はプロジェクトリーダーに必要な力。新卒にいきなり求めないよ。

よって、

• 反応（リアクション）力
• 愛嬌力
• 楽天力

をみなさんが今、持っているのかいないのかを確認しよう。
そして持っているのなら面接官にそれをあらゆる手段で伝えよう。

そして持っていないなら今からそれを身につけよう。まだ何とかなる！この3つの力とは何か？どうすれば面接官に伝わるのか？無ければどうやって身につければいいのか？

これから一緒に考えてみよう！

※さてまず最初は、「1.反応（リアクション）力」について考察してみよう

※＜宿題＞「反応力」の記事を読む前に考えてみよう。

• 大学の授業、前のほうに座っていますか？必ず質問をするようにしていますか？
• さて、会社説明会。前のほうに座っていますか？必ず質問をするようにしていますか？
• アルバイト先でお客様に質問された時、うなづいて聞いていますか？
• あなたが逆にお客様としてわからないことを店員に聞いたとき、店員がうなづいて聞いてくれたら安心しますか？
• 面接にて、面接官から質問された時、うなづいていますか？
• あなたがもし面接官だったら、学生に質問する時、うなづいて熱心に質問を受け止めている学生に、親近感を覚えますか？