霧が晴れた気分になるには、どうしたらいいの?
知り合いの女性の転職エピソード。「大学を卒業して入った会社の最初の仕事は人事。希望していた仕事じゃなかったけど結構面白かった。特に採用業務がやりがいがあった。でも、任されるのが社会保険や給与の仕事ばかりで、なかなか採用の仕事をやらせてもらえなくて退職、大学院でMBAの勉強を始める。そこで知り合いに誘われて通販の新規事業立ち上げの仕事に携わる。立ち上げが終わったのでそのままその会社の通販事業部に配属になるんだけど、やっぱり人事の仕事をしたくて転職活動開始。しかしこんなご時世、人事の仕事の求人は少なく、スキルも大したことが無いのでなかなか仕事が見つからず途方に暮れていた。そこで人材バンクのアドバイザーのアドバイスを聞いて、人事にこだわるの辞めて、通販のスキルを使える別の会社の通販マーケティング担当に転職、今に至ります。そのマーケティングの仕事が思いのほか楽しくて、人事の仕事に対する思いは消えてしまいました。心に薄くかかっていた霧がようやく晴れました。」
(写真提供:FotoStyles)
さてみなさん、読んでみてどう思いますか? 「転職経験なんか関係ないから」と思うべからず。みなさんに伝えたい示唆が含まれているのだ。
それは「心に薄くかかっていた霧がようやく晴れました。」の一文。
この「霧が晴れたような気分」になりたいと思いませんか?
どうすればいいのか、一緒に考えてみましょう。
※次のページで、「霧がかかった気分」と「霧が晴れた気分」を考察しよう。