大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接突破 ライバルに差をつける 1(7ページ目)

実際に行った「たった1日でライバルに10馬身差をつける方法」を、ストーリー仕立てで紹介。とにかく「たった1日でもこれだけのことができる」「何もしないで落ちるよりは100倍マシだ」を学ぼう!

執筆者:見舘 好隆


「お礼状」で5馬身リード!

今日やるべきことを続けた。

「それからお礼状だ。お世話になったスタッフに、お礼の手紙(ハガキでもいい)を送るんだ。本当は今日書くべきだけど、明日面接が終ってからでいいよ。必ず明日書いて早く出してね」

「出すといいことある?」

「あるさ。まず、また会ってもらいやすくなる。一度会って話せばもう君は知り合いだ。今度アポを取ってじっくりアドバイスをしてもらえばいい。さらに他の社員、例えば本社のスタッフを紹介してもらうこともできるよ」

彼女の目が、輝きを増してきた。

「あと、もし君のことを気に入ってくれたら、口コミで社内に君をPRしてくれるかもしれない。志望会社に君の味方ができる。これはとても大きなことだよ」

彼女は何度も何度も頷いた。

「入社後任せられる仕事の内容や、欲しい人材のタイプ、聞くことは山ほどある。全社員と話す気持ちで人脈を作ってごらん。君の気持ちはどんどん強化されて、面接で話すこともどんどんロジカルになる。社員と話せば話すほど、君はレベルアップして、人事は落とす理由を無くすんだ」


彼女は確かに今日、強くなった自分を感じていた。それもたった一日でだ。
お礼状を出すことで、またその機会を創ればいい。そうすればもっと強くなる。


心の底から、彼女は理解したようだ。


※参考記事:「先輩訪問の15の掟:訪問後編」

※次のページは、「ポートフォリオ」。これでライバルに6馬身リード!
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