克服した短所を話すか、長所を短所にすりかえればいい
面接に関する質問です。「面接で自分の長所やアピールポイントを聞かれる時はスラスラ答えられるのですが、短所は?となるとどうも上手く答えがでできません。自己分析がきちんと出来ていない証拠なのでしょうが、皆さんはどの様に自分の短所を自覚し、面接時に表現なさっているのでしょうか?」
そもそも面接は、自分を売り込む営業です。自分を営業するのですから、わざわざ「私は使えない奴です」と暴露する必要は全く無い。あえて言うなら、「短所はありません」と言いたい所です。でも、それでは自信過剰と思われてしまいます。
面接官が「短所は?」と聞く意図は何だろう?
それは、「どんな経験をして何ができるのですか?」です。よってスタンダードな答えは以下の二つです。
- 欠点を把握してそれを克服したのか?
例えばこんな感じ。
「私はかつて人見知りでした。でも家具屋のアルバイトを通して、人見知りでは家具は売れないことを痛感しました。先輩に何度も叱られつつ接客トークを訓練したり、“自信の無い人に接客されても自分も買うわけない”と自分に言い聞かせつづけて、自分を売り込む力を勝ち取りました」
- 欠点を補うほどの長所は何なのか?
例えばこんな感じ。
「私は結構心配性ですが、逆にその性格を生かし、実際学園祭を運営する際、事故に備えた準備をしたり、プロモーションも充分するぎるほど実施し、何度もスケジュール確認をして、無事成功を収めることができました。私は人よりリスクヘッジができる力を持っていると思います」
一応、「短所は?」質問対策は、事前に準備しておきましょう。
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